人生を、社会を笑顔にしていこう
立命館大学 上原哲太郎教授と
教育・研究にあたり
日頃から学生さんたちに言っていることは、少し先の未来、2030年、2050年を想像してみよう、と。何をするにも今が良ければいいじゃないというのも確かに間違ってはいない、だけれども我々SPA研は会社ではない、自由に好きなことができる大学の研究室である。だから考えていることがどこか誤りが潜んでいて結果として成功しなくても全く問題ない、そう大事なことはその過程でありできれば自分の好きなことを楽しくやってくれればそれで十分である。そしてもう1つ、時間は思ったより加速度的に進んでいるということに早く気づいてほしい。例えが良くないかもしれないが、2038年問題なんてだいぶ先の話と思い込んでいる人も多いのではないだろうか、実際のところ20年前、量子計算機なんてまだまだ現実的には・・・なんて思い込んでいたものが今や研究分野の重要テーマの1つになるぐらいに成長してきたのを見て、本当に時間なんてあっという間だということに気づくわけである。というか気づいた頃には時遅しである(苦笑。
さて最近の深刻なサイバー攻撃による最近の事案をみながら、組織におけるセキュリティの重要性は皆さんも少しは感じているところであろう。さらに、阪神大震災そして東日本大震災という未曾有の大災害を経験してきた我が国だからこそ、人の力強さをまざまざと見せつけられてきた。最近では、2020年世界中が否応なしに巻き込まれたコロナ禍の影響が大きい、不謹慎かもしれないがこれは私たち人類に大きな副産物を残した、特にテレワークやリモート学習などが世の中の当たり前のスタイルとなり、ネットワークセキュリティの基本中の基本でもあった境界防御があっけなく過去のものとなってしまった、そう今の時代は境界をしっかり監視しよう!から誰も信じるな、という人間で例えるならば嫌な世界にセキュリティは移行したのである、私はあまり好きではないゼロトラストである。なんか疑心暗鬼に陥りそうなセキュリティの世界に思えるかもしれないが、やはりタイトルにある通り、人類や社会を笑顔にするためのことを少しでも良い、目を向けてほしいと私は願っている。
学生さんたちに望むことは、楽しみながら研究をしてほしい、それだけである。とはいえテーマ設定はとても重要であり、将来においてきっと何かにつながることであろう

テレビ朝日「モーニングショー」にて
SPA研のモットー
将来何をやりたいか、これだけは早めに考えておくことが大切である。もちろん先のことなんて誰もわからない。でもたとえばこの会社に入りたい、あるいは国家公務員になりたい、といった漠然とした夢でも構わない。私は教員としてその夢を叶えるためのお手伝いをしたい。
