2026年度
私たちはいわゆるサイバーセキュリティに関する研究活動を行っています。とはいってもあまりセキュリティにこだわる必要はありません。私たちの生活の一部になったインターネットをはじめ、スマートフォンやICカード、QR決済、マイナンバーカードなど社会生活に密着したサービスやデバイスに対して、もう一度リスクという視点で見直して研究テーマの設定を行います。一つ言えることは、私たちはより良い社会になることを技術面だけでなく組織や法律、社会システムなど幅広い視点で研究を行っています。

2026年度
研究プロジェクト
JST K-Program 研究代表者:国立情報学研究所 高倉弘喜教授
共同研究者:京都大学・順天堂大学・九州大学・大阪大学
タイトル:サイバー攻撃下の抗堪性を確保するインフラ運用支援システムの実現

社会システムリスク
- 生成AIによる著作権侵害や意匠、DRMに関わる問題提起
- SNSなどでの誹謗中傷やプラットフォーマーの在り方、情プラ法等
- 医療現場に対する安全安心なセキュリティ支援、対策検討
社会生活リスクと認証問題
- 複雑怪奇な認証システムの乱立、ID統合に関する検討と対策システム
- デジタル遺産の再考、IDの受け渡しに関する検討と支援
- 特殊詐欺事案とサイバー攻撃に対する脅威分析と対策のための脅威インテリジェンス構築
AIセキュリティ
- 敵対的サンプルによる攻撃の事例分析
- 敵対的学習と敵対的生成ネットワーク(GAN)に関する検討
- AIフェイク画像の洗い出し
セキュリティマネジメント
- CSIRT (Computer Security Incident Response Team) 組織とコスト問題、便益性
- 将来を見据えたOSSとSBOMの在り方
- ISO/IEC27001 (ISMS)、Pマークだけにとらわれないセキュリティ評価のあり方
ゲームセキュリティ
- セキュリティ教育活用、支援
- チート、不正対策、安全な課金システム
- レガシーソフトウェア著作権問題、キャラクター意匠権利
ネットワークセキュリティ
- 2038年問題にも目を向けたIPv6世界
- RPKI、安全なAS管理手法と運用
- IoT活用分野におけるリスク、農場や畜産現場などの事例調査とリスク分析
低レイヤセキュリティ
- 機械語(アセンブル言語)レベルでのマルウェア解析
- 安価マイコンを利用したセキュリティ監視、IoTへの活用
- カーネルレベルでの安全性検討
レガシーセキュリティ
- レガシーアーキテクチャの将来への橋渡し
- レガシーメディアの保管技術
- レガシー遺産の博物館構想